あけましておめでとうございます。

すっかり冬になっていて、炬燵も出ていて、外に出て息をすると綿菓子みたいに真っ白でした。
家の近くにある古ぼけた公園の入り口を写真に撮ろうと思っていたのに出来なかった。

真夏の午前中、たぶん八月ごろ、じりじり焼けるフェンスがとても綺麗だったんです。

さわるとすごく暑そうで、地面には蟻がいて一生懸命働いていて、暑くて暑くて、わたしはビーチサンダルをつっけけてて、アイスクリームを食べながらそれを見ている予定でした。
とおい昔のことみたい。思い出そうとすると、本当にあったことのように思えてくる。
記憶は実にあいまいだ。

せっかくのお正月なのに、気分が晴れません。
明日は家族のみんなにジェンガとかるたに付き合ってもらおう。
今日はよい夢が見たい。